設計
2017/10/28
《リフォーム》
設計部長より
先日、仕事で亀田川の流れる地区の物件で打合せを終え、戻っている時に橋の上からふと川を見やると、大きな魚が数匹いるのを見かけました。
時期的に以前新聞にも載りましたが、鮭が間違って遡上しているのかと一瞬思いましたが、目を凝らしてよくよく見ると……
どうも鯉の様です。ここは亀田川でも丁度函館市中島町と上新川の間くらいの場所。どちらかと言えば下流に近い方ですが、美原や神山辺りの中流には虹鱒や岩魚、山女魚等もいる様です。
支流の笹流川も含めて、上流部は1995年(平成7年)に林野庁が選定した「水源の森百選」の一つ「亀田川水源の森」として選定されたそうで、綺麗な水質の川なんだと改めて知らされました。
私の住む街に流れる鮫川は、私がまだ小さかったころは瓶の割れた破片や底の石類にはヘドロだらけ。たまに工場排水であろう身体に悪そうな真っ白な水や、ごみ類が目立つ、決して綺麗とは呼べない川でしたが、最近では少ないながらも小さな魚がちらほらと姿を見せるようになりました。
川って汚くなったが最期。決して水質が大幅に回復するなんて事はないと思っていましたが、そうでもないのかも知れません。
こと住宅に置き換えて考えてみようかと思いました。住宅の場合は『リフォーム』という形で綺麗に直す事が可能です。
しかしこの時、リフォーム工事の仕方を一歩誤ると大変な事になってしまいます。どうしても新築するよりリフォームの方が簡単にできて安いというイメージをお持ちの方が多い様に感じる事もありますが、新築以上に色々と難しいワケであります。
ざっくり言えば、一から造り上げ、生まれるのが新築工事に対し、リフォームは今あるものを傷つけない様慎重に壊して作り変える工事と、果たしてどちらがより手間がかかり、大変で、知識や経験が必要でしょうか。言わずもがな。後者ですよね。
こういった工事をどう進めて、どう直して、どう納めるか。
考えれば考える程頭を抱え、準備を万端にし、結論を思い描いて工事を始めてみると、予想に反した状況に陥る。その場で判断しこの繰り返しの中、ようやく完成したリフォーム物件は、当然ながら新築のそれには劣ってしまう。
しかし価格は安上がり。でも建物の資産価値は築年数から計算され二束三文……
メリット・デメリットを比べると、非常にふり幅の大きい結果となってしまいます。
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