店長ブログ
2018/01/23
《地域性》
設計部長より
なんの脈略もなく突然ですが、皆様は懐かしいと感じる食べ物ってありますか?
今でもその気になれば全然手に入るものなのですが、昨年から本年にかけての正月中に食卓に上がり……というか親の実家から送って貰ったものが、そのどれも懐かしく感じました。
(写真上:けんちん汁 真ん中:磯海苔 写真下:くじらベーコン)
この他、アジ・鮭・ホッケの飯寿司や煮しめなど、何年かぶりに我が家の食卓が、正月と言えばの食材オンパレードとなりました。
正直子どもの頃はあまり好みではありませんでしたが、年齢によって味覚が変化してくるのか、今ではどれも美味しく頂きます。
もっと食べたいと思う頃には、なかなか我が家の食卓には上がる事も無く……まだ子どもの頃は、祖父母がいつもこれでもかって位送ってくれていましたが、祖父母も他界した今となってようやく有難味を感じています。
ある意味県民ショー的な事かも知れませんが、道南桧山郡のとある集落の出の母は、有名なもので言えば赤飯に甘納豆。マイナーなもので言えば飯寿司に山椒や栗の入った甘い茶碗蒸し。イカの刺身に七味唐辛子など、他の地域の出身者に言うと驚かれる様な調理方法で作る品が結構あると思っています。
……長々とどうでもいい話を繰り広げましたが、何が言いたいかと言うと『住宅の造りにも地域性がある』という事について話したかった訳です。
例えば分かり易いもので言うと、沖縄と北海道を比べてみた時に、それぞれ地元の大工さんなりハウスメーカーが同じ間取りの家を建てたら何が違うのか。
調べてみると、沖縄地方ではRC造(鉄筋コンクリート造)で瓦ぶき屋根の家が多く見受けられます。特に瓦屋根はこちらで見るものと違い、独特な造りに見えます。
高温多湿の沖縄では、シロアリ被害に遭わず、台風被害にも強い為、最も適していると考えられるそうです。米軍占領下で、米軍が使用する住宅が鉄筋コンクリート造が主だったので、その影響で一般にも広まったとも言われているそうです。
対して北海道はやはり冬の雪と、寒さに対する対策が重要となりますよね。
その地方地方の風土に適した住まいを求めて行った結果が、今の全国各地の住宅の造りの違いなのだと思います。
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