店長ブログ
2017/03/07
《理想の家作りpart③》~施主の勉強②~
店長より
先日、「注文住宅」には、乗り越えなくてはならない8つもの問題があるとお伝えしました。
1.施主の勉強が必要
2.工務店、HM選びが大変
3.竣工までどんな家になるかわからない
4.だいたいの家は暑いし寒い
5.戸締りが大変
6.隣地の建て替えの影響が大
7.車いす対応の家は少数
8.将来売りにくい
前回に引き続き1、施主の勉強が必要②
を詳しく説明していきたいと思います。
1、施主の勉強が必要②
前回の続きになります。
前回は耐震性の重要さをお伝えしましたね。
今回は断熱性・気密性になります。
とあるハウスメーカーさんでは、
「標準で高性能の断熱材を使用しているので暖かいですよ!」
と、材料のことばかりで施工の中身など一切ふれることがない。といったケースが大半かと思います。
断熱材の性能が重要なのはもちろんなのですが、実はもっと重要なことがあるのです。
それは、耐震性の時と同様に、施工の状況にもよってだいぶ変わってくるのです。
まずは断熱材の入れ方です。
一般的には柱間に断熱材を入れるのですが、これも隙間なくぴったりと入れなければいけないのです。ここは施工する大工さんによってだいぶ変わってくるのが現実です。
隙間なく入れる最大の理由は、結露防止です。隙間があれば、それだけ断熱欠損があることになり、その隙間だけ冷たいことになり、部分的に温度差ができてしまうのです。
その温度差が結露の原因になるのです。
ですから、いくら値段の高い断熱材を使用しても、施工が悪ければ、その性能を充分に発揮できなくなるだけではなく、建物にも悪い住宅になってしまうのです。
続いて気密性になります。
気密性とは、建物の外部との空気の隙間です。
この隙間が大きければ,せっかくの断熱も効果を発揮できなくなってしまうのです。
気密性を高めるために、大工さんの気密シートの施工。外壁面にあるコンセントボックスや、換気口廻りの処理、床、天井部分の配線、配管処理。などが挙げられます。
いずれの施工も現場管理者がしっかり把握し、指導や助言を行い、すべての施工業者が一丸とならなければ、本当の意味での高断熱・高気密住宅が実現できないのです。
家を作る側、売る側が、より良いものを造り
あげたいと、心を一つにしていかなければな
らないのです。
今回はこの辺で!
次回お楽しみに!
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