設計
2015/11/19
『シロアリ被害』
設計部長の独り言 Epi,32
最近ようやく時間を作りイカを釣りに行っても、残念ながら釣れないで帰るという事を2度ほど繰り返し、少し心が折れ気味になっている今日この頃。
イカを釣る為に使う餌としてスーパーに生のちかを買いに行くも、最近中々売り場に出ておらず、ストックも底を尽きしばらく行けないかなぁと諦め気味だったのですが、たまたま仕事帰りに寄ったスーパーで生ちかを発見し、少し多めに買って帰って来ました。
よく見て選定すれば良かったのですが買ってきたちかを見てみると、糸ミミズの様な虫(寄生虫)が何匹も入っていました。中にはちかの傷が付いている所に刺さるようにいるものまでいました。別に自分で食する訳ではないので別に良いのですが、もし食べようと思って買って来ていたらと想像すると、軽くゾッとしました。
虫と言えばですが、私は大人になるにつれてあれだけ幼少時に駆けずり回って取った虫が苦手になってしまいました。足が6本ある時点で身体全体に鳥肌が立つほど苦手です。きっかけは母の生家での出来事ですが、それはまた別の機会に。
古い住宅(建物)では、様々な虫が発生する事があるかと思います。それはそれだけ建物本体に隙間が存在している証拠ですが、私の自宅でもくもやゲジゲジ、ムカデ、ワラジムシ、黒蟻、カマドウマなど豊富に出現してくれますorz
特にくもは朝に出現すると、殺処分する訳にもいかず(迷信:朝蜘は殺すなというのを忠実に守っているだけ)なんとか無害のまま姿を消してくれないかとやり過ごす日常です。
近頃の新築住宅ではあまり心配する事はありませんが、常に心配される害虫被害に『シロアリ』の被害があります。
シロアリとは私もこの業界に入るまで普通にアリの仲間だと思っていたのですが、実際はゴキブリの一種だそうです。
現在の住宅では、このシロアリの被害を防止する為の措置として建築中に防蟻処理として薬剤を散布します。法律では地盤面より1.5mの高さまで薬剤を散布する事と定められています。
少し話が逸れますが、母方の生家では叔父が大阪へ出稼ぎに行っていて、各年盆正月に帰省するのですが、その際に恐らくは荷物に紛れてくるのでしょう。北海道では生息できないゴキブリがしょっちゅう出現します。冬が来れば死滅するのではと思われると思うのですが、奴らは家の断熱材に身を寄せて寒さを凌いでいるようです。
その生命力からどんどん繁殖し、建物解体時にはかなりの数のゴキブリが出現。行き場を無くしたゴキブリ達は大慌てで近隣の家々に散ったそうです。
シロアリも同じく繁殖力が高く、一度発見したら膨大な数が存在していると考えても良い様です。
そんなシロアリですが、家の構造上重要な土台などの部分を食べて無力化させてしまうという事から建物の耐震強度を著しく低下させてしまうという特性を持っているので絶対的にそうさせない対策が必要ですよね。先程の薬剤散布もそうなのですが、弊社では基礎パッキン(https://www.joto.com/product/1-1/96)という基礎と土台の間に挟む材料を採用しています。
そもそもシロアリとは湿気の強い所を好むのですが、このキソパッキンとはその材自体が空気を通す構造となっており、床下が常に外部と同様の状態に保ってくれるという一品です。
コンクリートの基礎は硬化してもなお、多少水分を含んでいます。その基礎に木材である土台をそのまま乗せて固定してしまうと、そこに湿気が集まりシロアリの格好の餌食になってしまいますが、この商品を使用する事で常に土台は乾燥している状態となり、シロアリの好む湿気が存在しなくなってしまう事で防蟻効果が非常に高くなるのです。
防蟻措置については色々と対策する方法はありますが、近年の対策としてはこのキソパッキンは、防蟻シートというものと同様に最もスタンダードなものと言っても過言ではないでしょう。
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