設計
2016/02/16
『住宅ローン』
設計部長の独り言 Epi,40
『家が欲しい』と思った後、まず一番最初に不安を感じるのは、『お金』の事ではないでしょうか。
大体は銀行などからお金を借りて、高額な買い物をするのが一般的だと思います。今の時代、なかなか現金で住宅を購入出来る人というのは少ないでしょう。
住宅ローンを借りて家を建てよう……と思い立っても、この住宅ローンに対しての不安はずっと拭い切れないと思います。
どういう不安があるのかといえば『毎月返していけるだろうか』『もし返済できなくなったらどうなるのか』『自分はどの位の金額を借りられるのか』
他にも沢山あるでしょうが、特にこの三点は誰しもが抱えるものではないでしょうか。
①『毎月返していけるだろうか』
そもそもこの月々の返済に関しては、総借入額と住宅ローンのプランによる金利の関係上から出てくる金額です。
借り手側の年収から年間の返済額を割り出し、返済額が年収の何割程度になるのか(これを返済能力という)計算の上確認し、貸し手側となる銀行等金融機関の方で、借り手側に返済能力があるのかどうかを考慮した上でお金を貸す決定を下します。
借り手側が金融機関に、家を購入する為○○万円貸して欲しいと審査を申込みます。この審査を金融機関側がOKを出せば借り入れが出来る事になりますが、出来るという事は貸し手側が、この借主は返済をしていける能力が充分にあると判断したからなのです。
この審査は先程の返済能力を計算によって算出し、歴代の経験から返済出来ると判断した以上、審査が通るという事は充分返済していけるという結論に至れると言えます。
逆に審査が通らないという事は、借入希望額は借り手側の年収から見ると返済出来ない恐れがあるという結論に至る事になるでしょう。
②『もし返済できなくなったらどうなるのか』
金融機関が返済能力が充分にあると判断したにも関わらず、それが適わなくなってしまった場合、どうなってしまうのか。ココが一番不安を感じる部分ではないでしょうか。
住宅ローンを滞納するとどうなるのか。結論から先に言うと、マイホームを『競売』にかけられます。
競売とはあなたの所有している車や不動産(今回の場合はマイホーム及び土地)を裁判所が強制的に売却し、その売却金で滞納している税金や、金融機関とのローン借入契約時に債権者となる住宅ローン保証会社への支払いへ充てられる事で、競売によって発生したお金は1円もあなたの所にいかないという形となります。
自宅が競売になったからと言って、滞納している住宅ローンがすべて消えてなくなるわけではないこともポイントです。
自宅の売却額が住宅ローンを組んだ当初の金額を上回っていれば借金は消えてなくなりますが、99.99%そんな事はありません。なぜなら競売に出されるマイホームは、中古住宅となる為です。
「当初の住宅ローンの総額」から「競売での売却価格」を差し引いた金額がそのままあなたの借金として残ってしまいます。
競売というのは通常の住宅売買よりも6割~7割の安い価格、いわゆる「叩き売り」で売買されるため、自宅を競売で失った上に多額の借金が残るというトンデモない事が起こるわけです。
普通の暮らしをしていれば充分返済できると判断された方でも、一歩道を踏み外して無駄に浪費したりしてしまってこういった事態に陥ってしまう可能性も、当然誰しもが抱えることです。
いかにこうならない様にする為に、お金の使い方をセーブしていけるかどうかというこの点に関しては、本人の意思の強さが一番重要としか言い様がないかも知れません。
また、ここで普通に生活していたとしても、こういう事態に巻き込まれてしまう様な人には、前述の内容に戻りますが金融機関側が審査を下さないでしょう。年収(収入)に対しての返済負担率が割り合わないからですね。
ですので、住宅ローンを借り入れする場合は特にこの点には注意して、この様な事態に陥らない様配慮が必要となります。
③『自分はどの位借入が出来るのか』
今までの内容からなんとなくわかって頂けるでしょうか。
何度も言うように、金融機関側が無理なく返済していけると判断した場合には審査が下りるので、計算上年収金額から大体の金額が予想されます。
金融機関によって異なりますが、大体は年収(収入)の5倍~6倍程度の額が無理なく返済出来るだろうと判断する基準になる様です。
これが結果、マイホーム建築を進めるにあたっての最大予算となるとお考え下さい。
人によっては、借り入れ可能な最大限の金額を借りてマイホームを建てる方もいらっしゃるでしょうが、子どもの人数が多かったり、別の何か(趣味)等にお金を使う様な方は、すこしでも住宅ローン(返済負担率)を安くしたいという方は、返済負担律よりもっと安くと考える方が増えて来ているように思います。
くれぐれも無理なローンを組まないという事が、一番重要だと思います。
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