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『現場状況報告』

設計

2016/01/14

『現場状況報告』

設計部長の独り言 Epi,35

 

もうすっかり正月も終わり、通常業務に戻った今日この頃。

 

今更ですが、私は年が明けてからは日々天気予報を確認しながら、飲んだくれる正月を送っていました。

 

どうしても行きたい場所が、連日の強風・高波であった為、正月休み中に一度でも釣りがしたい欲求を抑える事が出来ず、もう釣れなくても良いという気持ちで木古内方面に早朝から車を走らせました。

 

私と同じような考えの人が、広大に広がる砂浜に数人。波も風も穏やかで、天候だけを言えば絶好の釣り日和。

 

小一時間程竿を振り、狙うは‟泳ぐ一万円札”という異名のあるサクラマス(桜鱒)を狙って寒さに耐えていました。

 

そもそもサクラマスというのは、桜の咲く頃に釣れるからサクラマスという名が付いたという話も有るくらいで、本格シーズンは4月~6月頃と言われています。

 

一日に1本当たれば満足というこの釣りで、今まで自分はあまりいい思いをした事はありませんでしたが、運よく自分のルアーに食い付いてくれました。

 

 

 

   

 

綺麗な魚体。型こそ小さいですが、この時期はこんなものでしょう。

 

幸先の良い一年になりそうと、個人的には満足のいく釣行となりました。

 

 

さて、私のプライベート釣果自慢話はこの辺にしておいて、現在着工中の工事現場の状況報告をさせて頂きたいと思います。

 

以下、函館市内N様邸。プランはユニット・1の東玄関仕様となりますが、オプションとして躯体の構造を軸組工法(在来工法)から枠組壁工法(2×4工法)に変更しております。

 

 

 

 

①の写真説明ですが、丁度2階の床部分は、四方ぐるっと木材(床根太)が配置される為、壁と同様に断熱材を入れる事が出来ません。断熱が入れられないという事は、そこが断熱の欠点部分になるという事。

 

ですのでこの床根太廻りに関しては、床根太間45cmの幅で床根太のせい(H235㎜)と同等の厚みの断熱材を入れています。これにより、内断熱工法の断熱が出来ていない部分が窓などの開口部部分以外には無くなりました。

 

②の写真は間仕切り壁の骨組みの間に、振れ止め兼ファイヤーストップが配置されているものです。

 

ファイヤーストップとは、間仕切り壁の骨組みの間に、火災時に炎が上部へと上がっていく中、ファイヤーストップが燃え尽きるまでその場で炎を一時止めるという役割があります。

 

 

 

 

③はユニットバスを組み立てる前の下地の状態です。お湯の入った浴槽の重みに耐えられる架台が組まれ、浴室内の温かみが持続する様に床下に断熱材を入れて、更に気密性を確保する為フィルムを張っています。(防湿・気密の効果)

 

④は分電盤(ブレーカー)の来る位置で、オール電化住宅ではないのですが、家1軒でこの程度の電気の配線が必要となる事が分かります。

 

 

今後も定期的に現場進捗状況は更新していきたいと思います。

 

あと、個人的に釣りの釣果報告も定期的に行えればいいな(釣りに行けたらいいな)(笑)と思う今日この頃……

 

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