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建築予算について独り言

設計

2016/12/16

建築予算について独り言

設計部長より

 

……本格的な冬になってまいりました。私は持病の影響もあって、現在車の運転を控えています。もう一か月以上前からバス通勤をしています。
以前に比べ、かなりの距離を歩かざるを得ず、太り気味の体型改善にも丁度いいのではないかと期待はしましたが……
結果大きな体重の減少はほとんどなく、代わりに足のふくらはぎが異様に太くなったという状態です_| ̄|○

 

こんな状態(?)なもので、業務内容も限定され、今は事務所で設計業を主に担当している状態です。

 

こんな状態で、今の私が皆様に少しでも有益な情報を発信したいと思ったとき、どんな内容の情報を発信出来るだろう。自分なりに考えてみて、最近は稼働する現場中心に発信をしてきましたが、もう一度私独自の内容のものを発信出来る様、考え直してみました。

 

今までブログなどにも何度となくアップしたことはありますが、設計担当である自分が皆様に伝えられる事として、今回は原点に立ち返り、建築計画を進めて行く上で一番最初に立ちはだかる壁。予算について自分なりに語ってみたいと思います。

 

 

 

いつも私の文章は、常に説明っぽくくどくどした感じで読んでいて飽きるとご指摘を頂く事がしばしばありました。もう少し硬すぎずを意識してみようと思います。

 

さて。今回は予算について一人語りをしてみますが、予算って皆さんはどのようにして大体これくらいと考えるでしょうか。

 

自分は上限どれくらい融資の借り入れが出来るのだろうか。その金額より少し減額した位の金額を予算として想定しようという考え方も一つでしょう。

 

今住んでいるアパートが、月に家賃いくら位だから、その家賃±○○円位の返済で借り入れた場合の融資金額を予算としようという考え方もまた一つ。

 

色々な物件を見て、平均これ位の総金額だから、大よそこれ位かな?という考え方も一つ。

 

予算を考える際の根拠は、人それぞれであり、一概に何が正解かなんて事はありません。

 

予算を気にせず、あれも欲しいこれも欲しいと夢を積み重ねていった結果、こうなりましたというケースも実際に存在します。こういったケースは一番理想的であり、我々のようなサラリーマンからすると羨ましい限りですが、ある程度の予算を踏まえた上で、夢や希望を上乗せした結果、どのような価格になるのか。その価格次第で予算をオーバーするのであれば、あそこを我慢、ここを我慢とマイナスの検討が必要となるのが、精神的には一番ツラいですよね。

 

しかし現実は最後のこのケースが一番こだわりの家に近づける手法なのではないかと、今になって感じます。

 

理由としては、最近のお客様の傾向として、一昔前に比べてご要望が変化してきていると感じるからです。

 

以前は1階に和室、2階には何部屋あって――というご要望が多かったのに対して、ここ最近はもっと細やかなご要望が増えてきているからです。

 

近年の建築情報誌やテレビの影響も強いのかもしれませんが、長年生活する居住ですし、こだわりにお金を割くのはよい事だと思います。

 

だからこそ、予算の想定は非常に重要になってくるんですよね。

 

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