設計
2015/04/28
設計部長の独り言 Epi,03
設計部長より
本日は朝から大工さんと、現地にて工事前に高低差を測りに行ってきました。
高低差調査とはその名の通り、土地の高い所・低い所の差がどれだけあるか。寸法に直すとどのような形になるのかを調べる事です。
本日調査を行った土地は、弊社にて建築契約を行いました、市内某所のM様邸新築工事を行う土地です。
これは『レーザーレベル』というものです。
土地の各ポイントの高さを出すのに必要となります。要するに現地に基準となる水平面を示すものです。
写真の通り、椹木(あてぎ)、これを通称‟バカ棒”とも呼びます。これに沿わせながら上下すると、レーザーレベルから発せられるレーザーの位置で『ピーッ』と音が鳴り、水平面を知らせてくれます。
測りたいポイントに椹木を立ててこの行為を行う事で、水平面の位置を椹木にしるしとして書き込む事が出来ます。
各ポイントを測り終えたら、椹木に各ポイントのしるしが残されます。このしるしは、地面からレーザーレベルで仮に設定された水平面までの寸法を測る事が出来るしるしです。
高ければ高い程、地面に接した椹木の面からしるしまでの寸法が小さく、逆に低ければ大きくなります。言葉で説明しても、少々分かりづらいと思うので、簡単な図を描いてみました。
こんな感じですね。
あとは椹木に付けたしるしを、どれかひとつを基準にして寸法をそれぞれ測れば、仮に基準にしたポイントから見た高低差を算出する事ができます。
単純な作業ですが、非常に重要な作業でもあります。この高低差を基に外構計画や玄関に入る為の階段の高さ、土地内の雨勾配等を計画する事になります。
真っ平らな土地なんて、現実的に殆どありませんからね。
―以上。今回は現場と設計に関する業務についてご紹介させて頂きました。
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