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設計部長の独り言 Epi,15

設計

2015/07/28

設計部長の独り言 Epi,15

 各地で続々と夏の高校野球、甲子園出場校が決まっていますね。

 

 今年も暑く、熱い試合が何試合と繰り広げられるのでしょう。夏の風物詩としても今から楽しみです。

 

 

 今月の23日に行われた埼玉県の地区予選にて、特に話題を集めた選手がおりました。個人名・所属高校はここでは避けますが、彼が何故大きな話題を集めたかというと、代打で登場した彼のパフォーマンスにありました。

 

 彼は打席に入る際にバットをヌンチャクの様に振り回したり、ポーズをとったりと、一球一球打席に入る際にパフォーマンスとも取れる動作を繰り返したのです。

 

 彼のそのアクションは球場の観客の笑いを誘い、投稿動画サイト『youtube』ではその際の動画が多数アップされています。

 

 彼のこの行為に対し、埼玉県高野連は遅延行為かつ危険行為として当該出場校に注意処分を下したそうです。

 

 

 この暑い時期ですし、生徒の為にもなるべく早く試合を進行させなければならず、ボール回しもしない様にしている位。

 

それに余計なパフォーマンスを禁止という事で、ガッツポーズも禁止している程だと。

 

ルールにないから何をやってもいいという訳ではない。ルール以前にマナーがあり、それ以前にモラルがある。という埼玉高野連のコメントに対し、同校の教頭は『彼は極めて真面目な男。決して面白半分にやった訳ではありません。』とコメントしたそうです。

 

 

過去にも打席に入る際の緊張をほぐす為や突然の出場により体を柔軟させる意図で、打席に入る前に特殊な動きをして打席に入る打者もいたと思いますし、彼にとって高校生活最後の夏となった本試合。幾分大目にみてあげてもよいのではないかと個人的に思う部分もありながら、ここまで大きな話題を集めた彼の行動に釘を刺し、今後彼を真似る選手が多発するのを防いだ高野連の対応にも納得がいきます。

 

さて、この彼が行った〝過剰″とも言えるパフォーマンス。そもそも過剰とは誰がどう判断するのでしょうか。

 

国語辞典によれば、過剰とは『必要な程度や数量を越えて多いこと。ありあまること。また、そのさま。』とあります。この場合の必要な程度や数量とはあくまで一般的なものの事を示していると読み取れますが、この一般的とは何とも曖昧な表現ではないでしょうか。

 

 

これは私の考えですが、我々の業界では建物販売の際にお客様にご提示する建物価格は、販売するメーカーや工務店によって大きく異なります。

 

よく坪いくらと表現されますが、この価格の違いとは各メーカーや工務店の考え方によって、実際にかかる工事原価から算出されたものであり、中でも金額が高いメーカーは、他とは違う拘りがあって工事金額が膨れ上がっているのだと思っています。

 

最低限住まうのに困らず、それなりに快適に過ごせる建物の仕様がこの場合の‟一般的なもの‟とするならば、その基準から‟過剰‟に仕様を変更することにより高くなるのだと思うのです。

 

近年この‟一般的なもの‟のレベルが年々上がってきている様に感じます。

 

勿論それだけが高くなる理由ではありません。宣伝広告費などの会社経費も大きく関係している事は確かです。

 

この場合の過剰とは、メーカーによって例えば断熱性能等を基準値より大きく上回る仕様にしていたり、標準仕様品を高級グレードの商品(水廻り設備や外装壁材、内装建材等)にしていたり、構造強度が基準値を上回る構造にしていたりと、様々です。

 

家造りのパートナーとなるメーカーや工務店の販売価格の根拠は何が理由か。そしてその理由が自身の家造りの考えにぴったりと嵌るかどうか。その判断が家造りに自身の考えとして余計な費用をかけないという結果に繋がると思います。

 

一生に一度と言っても過言ではない大きな買い物。より有意義な買い物をする為には、各メーカーの拘りや考え方を理解する事が重要となると思うので、ご参考として頂ければ幸いです。

 

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