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Gallery北の国建築工房の施工実例

設計部長の独り言 Epi,22

設計

2015/10/13

設計部長の独り言 Epi,22

 我々住宅の設計に携わる者は、企画商品の他にフリープランに対応する際、建築希望地の敷地状況・各種条件・施主様のご要望を考慮して、いかにご希望に添える建物を計画できるかという事に神経を注ぎます。

 

 こと『間取り』の考案だけで言えば、各部屋をどう構成するのかという事を考えるだけなので、単純なパズルを組み立てる作業と変わらず、免許のない一般の方でも簡単に作り上げる事が出来ます。

 

 しかしながらそんな簡単なパズルを、わざわざ我々の様な建築士の資格を持ち、この業界で長い経験を持つ者が設計するのか。それはもっと考慮しなければならない点が多々あるからです。

 

 その項目を挙げるのならば……

 

  • 『使い勝手』

 

 住まう際に実際考えられる『生活者の動線』を考慮しなければなりません。簡単に例を挙げるのならば、専業主婦(主夫)の作業動線をいかに短くするか。とか、家族の一般生活内での動線、訪れるお客様の動線など。

 

  • 『省エネ』『日当たり』

 

 上手く住まえる為に必要な事として、いかに日中の日の光を取り込めるか。いかにランニングコストのかかる暖・冷房を節約できるかという考慮が必要です。

 

 敷地の方位に対しての窓の配置や、暖房・冷房効率を無駄に高くしない様にする為の措置(居間階段の採用、吹き抜けの廃止等)などがそれにあたります。

 

  • 『構造』(耐震性)

 

ここが一番一般の方には難しい部分になるかと思います。一番の理想は1階の壁や柱の上に2階の壁や柱が配置される形。そうならない場合は、梁やまぐさなど補強要素を考慮しなければなりません。

 

 これをいかに少なく出来るかが、より構造強度を強める結果となります。

 

  • 『建築法規』(法律)

 

構造に次いで難しい部分となるのはこの点になるでしょう。当然の事ですがどんな事でも法律は順守しなければなりませんよね。

 

建築基準法、民法、消防法等が特に有名ですが、他にも色々と守らなければならない法律が多々あります。当然その建物が法律を順守しているかを確認する機関があり、それを確認してもらうものが『確認申請』です。法律を順守していると認められる事で『確認済証』が発行される流れとなります。

 

 

基本的に設計に重要となるのは以上の点となりますが、我々のように住宅を請負販売する立場の者は、この他に更に考慮する点としていかに費用対効果を上げられるかを考慮します。

 

いかにご要望に沿わせた上で、無駄なスペースを少しでも無くせるか。無駄に構造補強を多く使用しないで済むか。全ては販売価格に反映される部分になります。

 

勿論設備や仕様・仕上・装飾などに費用をかける分には良いのですが、目に見えない部分に必要以上にお金をかけないで済む形を模索する事が、より経済的な価格で販売出来るかを左右させる事になるからです。

 

 

様々なメーカーで建築を打診し、提案を受ける場合には、この点をいかに考慮しているかが、良い買い物に繋がる結果となるでしょう。

 

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